大阪府が、自転車損害賠償保険の加入を義務付ける条例案を、2月に府議会に提出する方針。
7月に施行を目指す。

大阪府道路環境課によると、この条例案はすべての自転車利用者を対象として、相手に怪我などを追わせた場合に保証する保険加入を義務付ける。
未成年の場合は、保護者が加入義務を負う。

同様の条例は、昨年2015年3月に全国で初めて兵庫県が可決し、昨年10月から施工されている。

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府警交通総務課によると、府内の自転車が関係する人身事故は１万３２２８件（２０１４年）で、全国最多。
１５年は１万２１９９件（速報値）で、５０人（前年比１６人増）が死亡した。
大阪は自転車事故が多く賠償額も高額なことから、今回の条例案提出となったとしている。